本調査は、電源が不必要で誰でも手軽に計測できる「ペーパーディスク型地下水流向流速計(以降、PDVと記す)」を用いて、安価に調査成果を得ることを試みました。ここで、PDV測定器は、VP50やVP65等の観測孔を対象に、帯水層と密着させて行いますが、今回調査では予算の関係上、観測孔を設けることができなかったため、堀井戸に観測井を設置して流向・流速を分析してみました。
本成果は、下記のアドレスよりご確認ください。
http://ube-central.jp/publics/index/11/&anchor_link=page11_353_16#page11_353_16
宇部市の真締川公園で「のんびり!ゆっくり!あ・そ・ぼ!ミズベリングまじめ川オープンカフェ」が開催されました。
このイベントにおいて、当社は真締川の河川環境を学ぶ勉強会を担当させて頂きました。
真締川公園に沿って流れている河川水は、山から流れてくる河川水(淡水)と海域からの遡上してくる塩水がミキシングしている感潮河川区域であり、環境学習では満潮時の水質と干潮時における水質について、計測器で調べてみたり、上流域から下流域における生態系の特徴などについて説明させて頂きました。
本活動は、下記のアドレスにも掲載されております。
https://ubenippo.co.jp/2019/05/05/26003/
宇部市土木河川港湾課、ROOKIES東が主催しました「ミズベリング・プロジェクト」に当社も参加させて頂きました。
当社は、「川の生き物観察と川の楽しみ方」と題して、河川水の水質の説明をはじめ、ホタルの生息の場の創出を目指した川づくり、川に生息する生き物を探したりするなど、お手伝いをさせて頂きました。
子ども達は、川の生き物に触れるたびに歓声を上げたり、色々な生き物が身近にいることに対して凄く関心を持っておりました。
本活動は宇部日報にも掲載されております。下記のアドレスからご参照ください。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190401-00010000-ubenippo-l35
出店で販売されていました「かまたのおはぎ」が美味しかったです。
ESDうべ推進協議会主催の「平成30年度持続可能な社会実現のためのESD研修会(反省と総括)」において、当社が担当させて頂きました東岐波小学校の科学クラブの児童に対して実施した、ESDの活動報告を発表させて頂きました。
ESDの活動では、当社が担当した以外にも、常盤小学校、上宇部校区、藤山・鵜ノ島校区、ディベート大会、里山ビオトープ二俣瀬の6地域で行われ、かなり成果が得られております。
具体的な内容につきましては、下記アドレスからご参照ください。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5104
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5105
今後も地域の皆さんのお役に立てれる様に、当社は頑張っていきます。
宇部工業高等学校の生徒を対象に生物多様性の授業及び現地実習を二俣瀬ビオトープをフィールドとして行い、当社の環境課もお手伝いをさせて頂きました。
午前中は山口大学 関根教授による、二俣瀬ビオトープ建設の経緯、生物多様性の基礎知識、ビオトープ管理の方法などについて講義が行われ、当社の環境課も、改めて、初心に戻りビオトープ論を学習させて頂きました。
午後は二俣瀬ビオトープ内で現地実習を行い、生徒が須賀河内川で刈りとられて放置されたヨシを植えに上げ、一輪車で最上流部の空き地まで運搬して、燃やす作業をはじめ、当社は生徒が作業を行っている間に、土水路やため池に生息・生育する水棲生物の採取、同定を行いました。
予定された主な作業終了後は、水田の土水路に生徒を集めて、泥の中にいる生き物を集め、ドジョウ、エビ、タイコウチ、トンボのヤゴ、カエルなどの種の報告や土水路における水棲生物の繁殖、生息場として重要性を報告しました。
再び、授業に戻り、浮田先生より、里山を守る意味とその重要性について講義を聴講させて頂きました。
また、小野湖の水を守る会の津島氏より、ESD及びSDGs、水素水を用いた発電について、講義を頂きました。
ESDはEducation for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」です。
うべ環境コミュニティーが実施しているESDの活動において、当社は「自然と植物」をテーマとした授業を当社の環境課が担当させて頂きました。
本プロジェクトでは、理科教育を行う過程で、①進んで参加する態度、②つながりを尊重する態度、③他者と協力する態度、④コミュニケーションを行う力、⑤多面的、総合的に考える力、⑥未来像を予測して計画を立てる力、⑦批判的に考える力というように、4つの力と3つの態度を養っていきます。
今回の授業では、4年生から6年生を対象とした環境教育実施計画書を作成し、小学校側と協議・調整を行い実施いたしました。
本授業では自然観察や体験活動を通して、自然のすばらしさや大切さを知るとともに、持続可能な社会が大切であることを理解して頂くことを目的としております。
活動レポートは年度末に公表したいと考えております。